姿勢反射について

2008年04月20日
みなさん、こんにちは^^

今日は「姿勢反射」について、書いてみたいと思います。

「姿勢反射」とは姿勢を維持しようとする無意識のコントロール機能のことです。
バランスが崩れたときなどに、重力に抗して自動的に姿勢を調節したり、安定させようとする不随意の反射機構の事をいいます。
この「姿勢反射」を理解してエクササイズに組み込むことで、動きを導きやすくなったり、また負荷を上げたりすることもできますので、色々と試してみてください。

「姿勢反射」には、
うつ伏せや仰向けなど、姿勢のポジションで起きる「緊張性迷路反射」 と
顎を上げたり引いたり、顔を横に向けたりなど、頭のポジションで起きる「緊張性頚反射」があります。
またそれぞれに対称性反射非対称性反射があります。

■対称性緊張性迷路反射
うつ伏せの姿勢になると、体の前面や四肢の屈筋群が優位に働き、体や四肢が丸まりやすくなります。
仰向けの姿勢になると、体の背面や四肢の伸筋群が優位に働き、体や四肢が伸びやすくなり背中が反りやすくなります。

■非対称性迷路反射
横向きの姿勢になると、上側になっている、上肢・下肢の屈筋が優位に働き、下側の床に接している上肢・下肢の伸筋が優位になります。

■対称性緊張性頚反射
顎を引くと・・・
 ・腕が曲がりやすくなります。・・・引く動作で力が入りやすくなります
 ・脚(股関節・膝・足首)が伸ばしやすくなります・・・立ち上がったり、ジャンプしやすくなります。
顎を上げると・・・
 ・腕が伸びやすくなります・・・押す動作で力が入りやすくなります。
 ・脚が曲がりやすくなります・・・股関節・膝・足首が曲がりやすくなります。

■非対称性頚反射
頭部の回旋による、四肢の緊張の変化です。
顔が向いた側の上肢・下肢は伸ばしやすくなり、反対側の上肢・下肢は曲げやすくなります。
つまり、顔を右に向けると右手と右脚が伸びやすくなるということです。

※ちなみに迷路反射よりも頚反射のほうが影響が強くでるようです。


これらの理解が進むと、エクササイズにおいて、うまく動きがでない動作パターンなどを、ポジションや頭の位置を変える事で、うまく誘導できるようになったりします。

プログラムを考えるとき、是非この姿勢反射も利用してみてください。
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