呼吸について

2008年04月13日
みなさん、こんにちは!
前回、呼吸に関して簡単に書いたところ、色々な質問がきましたので、参考までに呼吸について押さえておいてもらいたいことを簡単ですが書いてみたいと思います。

「呼吸は動きを促し、動きは呼吸を促す」
これはボディーワークの世界ではよく言われることですね。
だからこそ、エクササイズ時の呼吸が大事だと言われるんですよね。

ちなみに呼吸に関する筋肉群として
■吸気の筋肉
 ・横隔膜
 ・外肋間筋
 ・補助筋として胸鎖乳突筋や斜角筋

■呼気の筋肉
 ・腹筋群
 ・内肋間筋
 ・骨盤底筋群
などがあげられます。

クライアントさんや講習にきたトレーナーによく、「なぜ肋骨を横に広げる呼吸をするのか?」と質問を受けます。
これは、胸郭の関節運動を的確におこし、深い呼吸をするためです。
それには、次の胸郭の動きを理解していただくとわかるでしょう。

■横に広がる動き:第2〜10肋骨は横に広がりやすい。(脊柱は安定する)
■上に持ち上げる動き:第2〜6肋骨は胸骨側の端が上方に動く。(脊柱の伸展を促す)

簡単に覚えるなら、肋骨の下のほうは横に広がりやすくて、上のほうは、前後左右どこにでも広がりやすい性質をもっているということです。

呼吸の中心となる横隔膜と肋骨はしっかりと動く必要があります。
動き難くなるのは、やはり関節構造をもつ、肋骨のほうなので、ここがしっかりと動くことで呼吸が深くなってきます。
そのために、肋骨の動きを引き出す呼吸をトレーニングしていくわけです。

上に書いたように肋骨の上部だけの呼吸だと、脊柱の伸展を起こし、姿勢不良の原因にもなりますので、肋骨全体を使えるように、下部肋骨をしっかりと使える呼吸をトレーニングするのです。
下部肋骨がしっかり動くように呼吸ができると、脊柱が安定し、よい姿勢を保つことが楽になってきます。

呼吸トレーニングが大事な理由はわかってもらえたかな、と思います。

では次にエクササイズ時における呼吸について
■「呼吸は動きを促す」
 ・前方(胸前上部)の吸気は胸椎の伸展を促す。
 ・片側の呼吸は側屈・回旋を促す。
 ・強制的な呼気は脊柱の屈曲を促す

■「動きは呼吸を促す」
 ・胸椎の伸展は、胸前上部の吸気を促す。 
 ・脊柱の屈曲は、背中側の呼吸を促す。
 ・側屈・回旋は、片側の呼吸を促す。

以上の動作原則に基づきエクササイズに組み込んでいくと、脊柱の安定性を保ったままエクササイズをしやすくなります。
もちろん、逆を行なうことで、難度を高めることもできますので、いろいろと試してみてください。

その他に呼吸は肩甲骨の動きなども引き出したりするのですが、そちらはまたいつか書いて見たいと思います。

少し簡単に書きすぎたかもしれませんが、詳しいところは自分で調べてみてください。
呼吸って奥が深いですよね_(^^;)ゞ

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